「交野マラソンを支える交野市消防本部の職員～赤い勇者たち～」は、どのようにして交野マラソンを支えているのか？

今回は、日々交野市民の暮らしを守る交野市消防本部の『赤い勇者たち』をクローズアップ！

4月に開催されている交野マラソン本大会で『赤い勇者たち』は、大会の安全を鍛え抜かれた「大きくてたくましい体」と「広くて優しいココロ」で支えています。
また、大会前には休日を利用し有志が、皆さんに気持ちよく走っていただくために大会当日までコース上のごみ集めも行っています。
交野マラソンの歴史の始まりにこんな話があります。
「俺らがかかわる以上、突然死は必ず防いでみせる。俺らに任せとけ！」

これは交野マラソンを開始した10年前に私たちにいただいた言葉です。
その言葉の意味と大きさと熱いオモイを証明する「赤い勇者たち」に交野マラソンで担っていただいている重要な役割を皆さんにご紹介します！！
交野マラソンでは、交野市消防本部職員の「参加者の皆様に安全に走っていただきたい」という想いから、10キロマラソンのランナーの中に、機動力のある「救護スクーター部隊6名」、ランナーの最後尾には「自転車AED部隊2名」がいます。
さらに交野マラソンが安全に運営できる最大の秘密があります。
「救護ランナー12名」がランナーの皆様の走行タイム10分おきに、10キロを40分台、50分台、60分台、70分台・・・と参加者の皆さんのペースに合わせ皆さんの中にまぎれて走っているんですよ。

12名！

さらに、コース上には3か所の救護所があり看護師とともに救急隊員が配置されています。
ゴールには救護所本部があり、医師、看護師とともに救急隊員も配置されています。
「俺らがかかわる以上、突然死は必ず防いでみせる。俺らに任せとけ」

この10年大きな事故無く開催できているのは、心強くて自慢の「赤い勇者たち」の大きな存在です。
この「赤い勇者たち」は普段から「たくましい体」と「広くて優しいココロ」で交野市民を守っています。
消防職員は、様々な環境下で発生する火災から尊い命や大切な財産を守るために消火活動に当たることを主な仕事としていますが、消防署の担う仕事って皆さんご存じですか？

改めて交野市消防本部の『赤い勇者たち～』の担う仕事をご紹介します。
火災発生時に消火活動を行うほかに、救急活動も消防署の重要な役割のひとつです。救急活動とは、自然災害や火災、事故による負傷や急病など、緊急を要する人のもとへ駆けつけて適切な応急処置を行ないながら、救急車で病院に搬送する業務のことです。
さらに、災害時の消防の任務は、火災の消火活動や、家屋の倒壊などによる怪我人の救急搬送だけではありません。地震や噴火、台風などの災害現場で人命を救い、被害を最小限に抑えるために警察や医療といった各機関と連携して活動を行なうことも、私たちの生命財産を守る消防署の大切な仕事です。
火災や救急などが発生しないとき、「何もない時って何してるの？」って疑問に感じたことありませんか？
何もないことが一番。

『赤い勇者たち』は、常にそんな思いを胸に持ちながら、何もない時にこそ、みんなの安心安全につながる準備と確認をしています。

消防署には火災時に消火活動を行なう消防隊、危険な現場で救助活動を行なう救助隊、救命処置を行なう救急隊が勤務しています。消防署の職員は、災害予防のために定期的に工場やガソリンスタンドなどの危険物施設の確認、デパート、ホテルなどで、消防設備が基準通り設置され管理されているかなどの調査、新しく建てられる建築物の消防設備のアドバイスや確認を行ないます。
火災が発生したときには、発生の原因や損害額の調査、火災メカニズムの実験などの火災原因調査も行います。
他にも、放水訓練や救助訓練、消火栓、防火水槽の点検。各車両と必要資材器具の点検、様々な災害に対応するための勉強会や体力作りなどをし、緊急事態に備えています。
日本全国で私たちの暮らしを守っていただいている全国の消防職員に敬意と感謝をこめて！

２０２１全国統一防火標語
「おうち時間　家族で点検　火の始末」

消防の歴史について詳しくはこちら↓

消防署の歴史と成り立ち「8代将軍吉宗と大岡越前が組織したのがはじまり！？」